東條英利

思えば、私、東條英利は、「一切語るなかれ」という慣習にならい、自身で東條を語ることはなかったわけですが、ちょうど、今から10年前、戦後70年の節目で大きく変わりました。

それがオーストラリアのトーク・ショー出演です。

この時、トルーマン大統領のご令孫、クリフトンさんとサテライトを通じてですが、初めて、対話させていただく機会を賜り、そして、この出演に対し、オーストラリアから数多くの好意的な反響をいただいたことから、徐々に私も考えを改めるようになりました。

そして、そこから自分もきちんと東條と向き合おうと考え、２年の歳月をかけて、調べ直して、スタートしたのが、この「東條英機の実像」という講演でした。

以降、毎年８月を中心に曾祖父のことを東條家の目線で語り、自分なりに向き合って参りましたが、今回、経営科学出版さまから書籍化することになりました。

内容は講演そのもので、口語体で書かれておりますので、比較的読みやすくなっているかなと思います。

まだ、詳細はアップされていないかと思いますが、よろしければぜひ。

東條英利　拝