東條英利

（ICPA記事引用）

 
今年の「しめ縄づくり」は注目すべき点が大きく二つあります。

一つはアメリカはロサンゼルスという海外での開催ができたという点。

そして、もう一つが今回の公立の小学校で初めて開催できたという点です。

 
今回は、大阪は城東区の成育小学校が快く迎え入れてくださり、しかも、校長先生自ら「しめ縄づくり」に挑戦してくださいました。

 
これは本当に大きなことで、PTAの方々が中心となって企画してくださったわけですが、これは小さいながらも貴重な大いなる一歩と言えるでしょう。

なぜなら、こうした伝統行事は時として宗教行事として扱われかねないからです。

ですので、学校、中でも公立の小学校は敷居が高いかな？と感じていた領域だけにほんとうにありがたく思っております。

また、今回は特別に収穫前に刈り取った青い稲わらが入手でき、香りも大変よく、想像以上に満足してくださった感があります。

 
参加された皆様からも今回、アンケートをお願いしたのですが、回答率も回答内容も極めてよく、改めて、やった甲斐があったなぁと深く実感しております。

 
できれば、他の小学校でも同様の取り組みが増えてくればいいんですけどね。

とにかく、ありがたいお話です。

 
東條英利