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2017年4月11日   初の英語講座しかもテーマは近代史!

いやはや、タフな講演だった(笑)。
 
さかのぼること数ヶ月前、香港時代の友人から、「知り合いのチャイニーズ・インターナショナル・スクールの先生が、訪日の際に生徒たちに少し話をしてもらいたいと言われたんだけどできる?」とのオファーがあり、「うん、いいよ」と安請け合いしてしまったのが運の尽き。
 
これがまた結構、タフなオファーで、全編英語にて「先の大戦」に関して1時間ほど語るというからさぁ大変。 
 
しかも、事前に質問項目を頂戴すると、結構ディープなものもあれば、そもそも先の大戦を語る上での前提認識が日本と海外で大きく異なる部分も決して少なくない。
 
う〜む、どっから説明したら良いものかといろいろ思案した末、「よし、曾祖父の遺言を紹介しよう。そうすれば、大体、先の大戦における問題点がカバーできるだろう」と思ったら、実は英文がない。
 
で、「仕方ない、自分で全文英訳するか」と思ったら、これが結構難儀で、時間が想像以上にかかる。
 
しかも、当然、他にもやらなければならないこともある訳で、何とかギリギリに資料を間に合わせて臨んだのですが、まぁ、その後のトラブルにおいてはここでは割愛(笑)※FB参照ください。
 
出来は個人的に不満足ながらも、学生さん、先生、ともに反応はよろしかったので、その点は救われました。
 

大まかな論点としては、
1.(始まり)日本人は、近代史の取り扱いに公平性を求めているだけであって、歴史修正主義という表現は妥当ではないという点。
2.東條英機の実像(エピソード)の紹介(独裁者タイプではなく典型的日本人タイプ)
3.東條英機の遺言の紹介
3-1.東京裁判の不公平性と日本の国際法上の正当性
3-2.大東亜会議の評価と人種差別撤廃・独立戦争の意義
3-3.共産主義の台頭と米国の誤算
4.靖国問題の本質と神道の理解
5.真実とプロパガンダの考証(南京事件)
6.(終わり)歴史は勝者が作る・公平性と和解の精神を以って未来に臨む。
 
まぁ、ざっくりですがこんな感じでしょうか。
 
日本語で説明するのもかなり難儀なのでどこまでご理解頂けたかは分かりませんが、少なくともいいきっかけには自分自身においてもなりましたし、多様な意見として今回、真摯に耳を傾けてくれた先生並びに学生の皆さんには最大級の感謝を示したいと思います。
 

 

でも、個人的には、留学前のお子さんとかにも知っておいて頂いてもいい内容のような気もする。
 
ではでは。
 

東條英利 拝

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