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2017年11月19日   しめ縄づくり in LA (アメリカ)

(ICPA記事引用)

去る11月19日(日)、初の海外企画となった「しめ縄づくり in LA」ですが、無事、大盛況に終えることができました。

 

 

ご協力いただきました皆様にはほんと感謝、感謝でございます。

まさか海外でもこうして日本的な取り組みができるとは思わなかったので、ほんと嬉しい限りですね。

 

 

もちろん、ここに至るまでに結構な労力を費やしました(笑)。

 

 

まずは、稲わらの手配。

当初、日本からの持ち込みも考えましたが、まぁ、これが非常にムズイ。

やはり、穀物類ということもあって、事実上不可能に近いということで、現地の日系ファームよrご協力を取り付け、何とか手配できる算段となりました。

Koda Farmさん、ありがとうございます。

 

 

続いて、会場も如何せん、馴染みのない「しめ縄づくり」ということでいろいろな難儀しましたが、こちらはダンスホールをお借りして迎えることになりました。

国内では神社を通じてお話をすることも多いのですが、さすがにLAには神社がないということで、今回のような仕様となったわけですが、もちろん、最高の会場でございました。

 

 

また、ただ単に「しめ縄」を作るだけでも今ひとつニュアンスも伝わらんということで、当初、神主を日本からお連れすることも考えましたが、現地で神階の免許を持たれて活動されている方がいらっしゃるということで、今回、ご協力を賜り、祝詞奏上、玉串奉納も会場でさせていただきました。

 

 

いや〜、完璧ですね。

ただ、どんと焼きができる場所などはないため、今回は「白い紙」に包んで焼却処分いただくようにお願いしました。

 

 

実は国内でも同様の処理をしているところもあるようで、まぁ、仕方がないかと。

ともかく、参加された方も大変満足頂いたようで、とても充実したプログラムとなりました。

 

 

来年はより広域に展開しようというお話も頂戴し、アメリカでの活動も本格化しそうです。

 

 

無論、正式に現地に法人を設けているわけではないので、このあたりは今後の課題になるかと思いますが、まずはトライアルとして、こうした文化的な取り組みをアメリカという海外でも披露できたことは小さいながらもとてつもなく大きな一歩になるかと確信しております。

 

 

これでようやく「国際」という看板にも通ずる活動になってきた、というわけで、これからが「しめ縄づくり2017」の始まりでございます。

 

 

おかげさまで、いいスタートがきれました。

ほんと、ありがたいことですね。

 

 

東條英利 拝

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